こんばんは!22時のひとりごとです。
キャンドルのワックス(ロウ)の素材はひとつではなく、種類によって燃焼時間やススの出にくさ、さらには「癒やしの質」までガラリと変わるのをご存知でしょうか。

ワックスひとつで香りの広がり方や保持力も変わるんですよ♪
特に、現在主流のワックスの種類は、「ソイ」と「パラフィン」の2つです。それぞれの違いを理解したうえでキャンドルを選ぶことで、より自分にピッタリのアイテムを見つけやすくなります。
そこで今回は、ソイワックスとパラフィンワックスの違いを8つの視点から徹底解説します。8つの違いを踏まえて、「ソイワックスとパラフィンワックスのどちらが向いているか」まで理解できる内容となっているため、ぜひご覧ください!
キャンドルの「ワックス」とは│ろうそくのロウの総称
キャンドルを形作っている「ロウ」の部分を、専門用語で「ワックス」と呼びます。
一言でワックスといってもさまざまな種類がありますが、特に以下の2種類がメジャーな素材として知られています。
- ソイ:天然素材の大豆油を原料とした現在人気が高まっている素材
- パラフィン:石油系のワックスで従来から幅広く使われている定番素材
以前は、安価で扱いやすい石油系(パラフィンなど)のワックスが主流でしたが、最近では環境への配慮やイメージの良さから天然素材(ソイなど)のワックスを選ぶ人も多いです。

「どちらが優れている」ではなく、目的や好みに合わせて自分に合った素材のキャンドルを選ぶことが大切です!
これらは見た目が似ていても、燃え方や香りの広がり方は認知できるレベルで異なります。それぞれの違いを知ることで、夜のキャンドルタイムを心地よく演出するアイテムが見つかるはずですよ。
ソイワックスとパラフィンワックスの8つの違い
ソイワックスとパラフィンワックスは、以下のような要素が違います。
| 項目 | ソイワックス | パラフィンワックス |
| 原材料 | 大豆油 | 石油 |
| 質感 | マットでクリーミー | ツヤがあり発色が良い |
| 燃焼時間 | ゆっくり | 比較的速め |
| 香りの保持力 | 長く香りを楽しめる | 香りを放出しやすい |
| 香りの広がり | じんわりと香りが広がる | 広い空間にも素早く香りが広がる |
| ススの発生 | ほとんど出ない | 少し出やすい |
| 融点 | 低め | 高め |
| 価格 | やや高価 | 安価で手に入りやすい |

この8つを押さえれば、ソイワックスとパラフィンワックスの違いの基本はマスターできます!
ここでは、それぞれの項目について詳しく解説します。
1.原材料
| ソイワックス | パラフィンワックス | |
| 原材料 | 大豆油 | 石油 |
ソイワックスの原材料は大豆油である一方、パラフィンワックスは石油から作られています。
植物由来のソイワックスは再生可能な資源から作られており、環境に配慮された素材とされています。「環境にやさしい」というイメージを持たれ、ナチュラル志向の方などを中心に支持を集めています。
一方、石油を精製する過程で作られているパラフィンは、安定した品質と加工のしやすさが魅力です。ソイワックスよりも環境面を気にする声が見られますが、私たちが普段使う口紅やクレヨンなどにも使用されており、安全性は高いため安心してくださいね。

ソイワックスは身近な食べ物の「大豆」が原料なので、安心感がありますよね♪一方、パラフィンは安定した品質と加工のしやすさから、世界中でも普及している素材なんですよ!
2.質感
| ソイワックス | パラフィンワックス | |
| 質感 | マットでクリーミー | ツヤがあり発色が良い |
傾向として、ソイワックスはマットでクリーミーな質感を持ちます。乳白色でやさしい色合いはナチュラルな空間に馴染みやすいです。一方、天然素材であることから温度変化によって小さなヒビができることがあります。
パラフィンワックスは表面にツヤがあり、「つるん」とした仕上がりになりやすい点が特徴です。また、着色しやすいという特性から、色鮮やかなデザインを楽しみたい方にも適しています。
3.燃焼時間
| ソイワックス | パラフィンワックス | |
| 燃焼時間 | ゆっくり | 比較的速め |
ソイワックスはゆっくり溶けるという特性があります。同じ量のワックスでも溶けきるまで時間がかかるため、ひとつのキャンドルが長持ちしやすいです。
一方、パラフィンワックスはソイと比べて燃焼速度が速く、ワックスが溶けきるまで時間が短い傾向があります。テンポよく香りを楽しみたい方にとって魅力的です。

ソイワックスだとお気に入りのキャンドルを少し長めに楽しめてハッピーですね!
4.香りの保持力
| ソイワックス | パラフィンワックス | |
| 香りの保持力 | 長く香りを楽しめる | 香りを放出しやすい |
ソイワックスは、香料や精油の香りを閉じ込めるのが得意な素材であり、火を灯していない状態でも香りが長続きしやすいです。お気に入りの香りを長く楽しむことができます。
一方、パラフィンワックスは香りを外に放出する特性が強いです。キャンドルを短期的に使い切り、さまざまな香りを楽しみたい方などに適しています。

お気に入りの香りを見つけて、ひとつのキャンドルを長く使いたい方にはソイワックスがおすすめです!
5.香りの広がり
| ソイワックス | パラフィンワックス | |
| 香りの広がり | じんわりと香りが広がる | 広い空間にも素早く香りが広がる |
芯に火を灯した際の香りの広がり方にも違いがあります。
ソイワックスは低い温度でじっくりと溶けるため、香りはじんわりと穏やかに広がります。さりげない香りを楽しみたい方や、狭いお部屋での使用にピッタリです。
対して、パラフィンワックスは香りを拡散させる力が強く、広い部屋でも素早く香りが広がります。「部屋を好きな香りでいっぱいにしたい」という方は、パラフィンワックスが向いているといえるでしょう。
6.ススの発生
| ソイワックス | パラフィンワックス | |
| ススの発生 | ほとんど出ない | 少し出やすい |
ソイワックスは燃焼時にススが出づらいクリーンな素材です。正しく使えば部屋のなかで使用しても空気や壁紙を汚す心配はほとんどありません。
一方、パラフィンワックスはソイワックスと比べると少しススが出やすい傾向があります。使用する際は、芯をこまめにカットするなどの工夫が必要になるかもしれません。

とはいえ、個人的な意見としては「パラフィンワックスを使ったら部屋が過剰に汚れた」という経験はない気がします!
7.融点
| ソイワックス | パラフィンワックス | |
| 融点 | 低め | 高め |
ソイワックスの融点は45~55℃程度と低めである一方で、パラフィンワックスの融点は50~70℃程度と高めです。
ソイワックスは火を灯すとすぐに表面のロウが溶け始め、香りが広がっていきます。一方、パラフィンワックスはロウが溶けるまで若干時間がかかる傾向があります。

ワックスの融点は、自作のキャンドルを作るときにも必須の確認事項です!融点をしっかりと理解することで、質の高いキャンドルを作れるようになります!
8.価格
| ソイワックス | パラフィンワックス | |
| 価格 | やや高価 | 安価で手に入りやすい |
天然素材であるソイワックスは、原材料の抽出や製法に手間がかかるという都合上、パラフィンワックスよりもやや高価です。ワックス単体で買う場合はもちろん、商品の相場も若干パラフィンワックスよりも高めな傾向があります。
一方、パラフィンワックスは大量生産がしやすく、ソイワックスよりも安価に手に入ります。

とはいえ、100均のダイソーにもソイワックスの商品が見つかるなど、目が飛び出るほど高価というわけではありませんよ!
ソイワックスのキャンドルが向いている人の特徴
ソイワックスのキャンドルは、以下のような方におすすめです。
- 天然素材のキャンドルにこだわりたい
- 環境に配慮したキャンドルを選びたい
- 同じ香りを同じキャンドルでゆっくりと楽しみたい
- さりげない香りを楽しみたい
- 狭めのお部屋で使いたい
- ススの発生が気になる

ただし、香りの広がり方は香料の割合によって変化するなど、ワックスだけで判断するのは難しい点に注意しましょう!
パラフィンワックスが向いている人の特徴
一方、パラフィンワックスは以下のような方に適している傾向があります。
- 色鮮やかでカラフルなキャンドルを使いたい
- お気に入りの香りを一気に広げたい
- 広い部屋をお気に入りの香りで満たしたい
- 燃焼時間が短いワックスを使ってさまざまな香りを楽しみたい
- 費用を抑えてキャンドルを楽しみたい

「特に素材にはこだわらない」という楽しみ方でもOKですよ!
ソイ・パラフィン以外の代表的なキャンドルワックスの種類
キャンドルのワックスは、ソイとパラフィン以外にもさまざまな種類があります。代表的なキャンドルワックスの種類は、以下のとおりです。
| ワックスの種類 | 特徴 |
| ジェルワックス | 流動パラフィンとポリマーを使った「ぷるぷる」とした感触の石油系ワックス |
| マイクロワックス | ひび割れ防止や細工用などに使われる粘性がある石油系ワックス |
| パームワックス | アブラヤシの実から抽出される植物系ワックス |
| 菜種ワックス | 菜種油から精製される植物系ワックス |
| 蜜蝋 | ハチミツを絞ったあとのミツバチの巣が原材料の動物性のワックス |

流通している多くのキャンドルはソイワックスかパラフィンワックスですが、なかには上記のようなワックスを採用しているキャンドルもあります!
ソイワックス・パラフィンワックスの違いに関するよくある質問と回答
ソイワックスとパラフィンワックスの違いに関するよくある質問は、以下のとおりです。
ここでは、それぞれの質問に詳しく回答します。
ソイワックスとパラフィンワックスで手軽に手に入るのはどっち?
ソイワックスとパラフィンワックスは、どちらもメジャーなワックスの種類であるため、雑貨店やホームセンターに足を運べば比較的手軽に手に入ります。

Amazonや楽天で「キャンドル ワックス」と調べれば、さまざまな商品が表示されます!
ただし、「より安価に」という意味であれば、パラフィンワックスのほうが手軽といえるでしょう。ソイワックスも極端に高価というわけではありませんが、市場の相場的にはパラフィンワックスのほうが買いやすい価格帯です。

逆に菜種ワックスや蜜蝋など若干マイナーなワックスは、ソイワックスやパラフィンワックスほど手軽に手に入らないかもしれません!
ソイワックスとパラフィンワックスは混ぜて使っても大丈夫?
ソイワックスとパラフィンワックスは、混ぜて使っても大丈夫です。むしろ、それぞれの「いいとこ取り」をするためにあえて混ぜることも多いです。
たとえば、ソイワックスにパラフィンワックスを少し(10%ほど)加えてあげると、ひび割れ防止やツヤ出しが期待できます。

キャンドルを自作したい方は、それぞれのメリット・デメリットを踏まえて混合してあげるのがおすすめです!
まとめ│ソイ・パラフィンの違いを理解して最適なキャンドルを使おう!
キャンドルは、使われているワックスの種類によって香りの広がり方やススの出にくさなど、特徴が大きく異なります。それぞれの違いを理解することで、お気に入りのキャンドルが見つけやすくなります。
最後に、ソイワックスとパラフィンワックスの違いについて、大切なポイントをおさらいしましょう。
- ソイワックス:天然素材でじんわりと香りが広がる。穏やかな香りを長く楽しみたい方に最適。
- パラフィンワックス:香りの拡散力が高く、お部屋をお気に入りの香りで一気に満たせる。費用を抑えたい方にも最適。

「どちらが優れている」ではなく、目的や好みに合った素材のワックスを使うことが大切です!
自分の好みにピッタリのキャンドルを見つけられれば、夜の癒やし時間がより充実したものになるため、ぜひ参考にしてください!


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